イタリア植物タンニン鞣し協会認定のタンナー、イル・ポンテ（IL Ponte）社製のタンニン鞣し革 マヤ（MAYA）です。
Il Ponte社は1961年創業、イタリア トスカーナ州フィレンツェに拠点を置くタンナーです。イタリア植物タンニンなめし協会に所属し、同社取り扱いの全ての商品が植物タンニンなめし、そして伝統的なバケッタ製法でなめされています。バケッタ製法はトスカーナ地方のタンナーの中で脈々と受け継がれている、非常に時間と労力がかかる製法です。牛脂・魚脂などが革の奥深くまで浸透しており色艶の経年変化が非常に大きいのが特徴です。Il Ponte社では原皮からの一貫生産にもこだわり、その品質が保たれるよう常に管理された生産をしています。牛のベリー（腹部）の部位を使用した革を多く生産するタンナーでもあります。
マヤショルダーは牛の両肩部分を使用し、銀面に浅くスクラッチ加工が施した革です。使い始めはサラッとツヤ無しで独特な色ムラ感のある表情ですが、経年変化によりスクラッチ跡が浮き上がり全体的に色濃く、ツヤが出てきます。財布や手帳カバーのように日常的に手で触れるようなものに使用する場合は色濃く経年変化しますが、一方であまり手で触れず日光に晒されっぱなしの鞄のような使い方では，色が抜け全体的に黄色みを帯びてゆきます。比較的日焼けに弱い革ですので、製作前の保管は十分にお気をつけください。
一定枚数以上ご購入の際に適用の『卸価格制度』は廃止させていただきました。
※本商品はダブルショルダー判です。牛の腹部分を鞣したマヤベリーも取り扱いがございます。
※Turkey Blue ショルダータイプは弊社のみで仕入れていましたが、その後別メーカーも仕入れることになったため、定番カラーになりました。
＊ロットによる色ブレが比較的大きめな革です。天然素材のため、予めご了承くださいませ。
【基本情報】
平均サイズ: 約130DS
原厚: 約1.8mm
その他特徴: スクラッチ加工・染料仕上げ
【店舗在庫】
あり
【販売サイズ】
アイコンクリックで販売ページへジャンプします。
※ハーフサイズご注文に関する注意事項
分割は弊社主観で行います。
また、半裁革は頭側に比べてお尻側の方が形が整っており、頭側を少し大きめ、お尻側を少し小さめに分割することで革の形と金額の整合性をとっております。
予めご了承くださいませ。
【漉き加工】
バリエーション以外の厚みは、こちらから承ります。
【発送予定】
ご注文日より4日前後（土日祝を除く）
